九州一周'09<4日目> ←<はじめに>へ戻る 最終日の4日目は別府からスタート。 別府の海地獄を観光し、温泉に入った後は、 門司港(北九州)・関門海峡方面へ向かいます。 広島まで帰らなければいけないのと、 最終日なので多少余裕を持って行動します。 ●別府温泉 いわずと知れた別府温泉。 源泉の数は日本一です。 町全体が温泉の匂い。 [参考リンク: 別府温泉(wikipedia)→] ●別府地獄めぐり 別府温泉に湧き出る源泉は、「地獄」と呼ばれていて、 観光スポットになっています。 ちなみに、入浴のための温泉とは区別されています。 あくまで「源泉」を見ると言う観光目的のもの。 [参考リンク: 別府地獄めぐり(wikipedia)→] ●関門海峡 一日目にも紹介しましたがもう一度。今回は門司側から。 「下"関"」と「"門"司」で関門海峡です。 [参考リンク: 関門海峡(wikipedia)→] ●関門橋 関門海峡に掛かる高速道路の橋です。 ここは「九州自動車道」でもなく「中国自動車道」でもなく、 「関門自動車道」と言う区間になっています。 [参考リンク: 関門橋(wikipedia)→] ●関門トンネル 関門海峡には3本のトンネルが通っています。 ・「車道」と「人道」がある関門国道トンネル [参考リンク: 関門国道トンネル(wikipedia)→] ・鉄道が通る関門鉄道トンネル [参考リンク: 関門鉄道トンネル(wikipedia)→] ・新幹線が通る新関門トンネル [参考リンク: 新関門トンネル(wikipedia)→] ●門司港 周囲が大正時代の歴史を残したような観光スポットになっています。 近代的な感じと保存地域が合わさった、綺麗に整備された地区です。 [参考リンク: 門司港レトロ(wikipedia)→] [参考リンク: 門司港駅(wikipedia)→] [目次] <1日目@> 深夜広島出発→関門海峡→諫早湾→雲仙普賢岳 <1日目A> 長崎市内→佐世保→(吉野ヶ里遺跡) <2日目> 阿蘇周辺→熊本市内→鹿児島市 <3日目@> 枕崎市→桜島 <3日目A> 佐多岬→宮崎市 ★<4日目> 別府温泉→門司港(北九州市)→帰広島 (※一部プライバシー保護) 別府地獄めぐりの一つ「海地獄」です。 開園と同時に行動開始。朝8時でした。 実は、別府の地獄って温泉だと思っていて、 本気でここで温泉に入るつもりでした。。。 受付でここが温泉ではないことを理解します。 とりあえず入場。 海地獄の看板と後方には激しい湯気 近くの池には大鬼蓮が浮かんでいます。 なんか地獄っぽいです。 しかし「原産地アマゾン」 余計な事書かなくてもいいのになあ… オオオニバス (wikipedia)→ やってきました。 これが海地獄です。 別の角度から。 青いです。 別の角度から。(その2) この青い色は硫酸鉄の成分の色らしいです。 2価の鉄イオンが豊富と言うのもなかなか凄い。 硫酸鉄って高校の化学室で見た時はもう少し薄緑色だった気がするんですが、 鉱物の話になるとそんな話は通じないので、 とりあえず素人は黙っておきます。 すぐ近くには赤い池がありました。 「血の池地獄」ではないですが、(「血の池地獄」は別府の別の場所にある) きっとこちらは3価の鉄イオンの色でしょう。 青い方がきっと源泉で、こっちに流れてくるまでに酸化するんでしょうねえ。 成分的には血の池と言っても良いのかも。 さて、海地獄は温泉ではなかったので、 今度こそ温泉に向かいます。 別府温泉保養ランド お湯に浸かった途端、一気に疲れが… 疲労でかなりフラフラな所で温泉に入ったので、 かなり効きました。 ボーっとしてたのであまり細かい事は覚えて無いんですが、 かなりいろんな種類の風呂があって、 中でも「泥湯」と言うのはかなり珍しかったです。 さて、温泉でのんびりしてこのまま寝てしまいたいぐらいなのですが、(午前10時ですが) まだ帰り道が残っています。 温泉から上がった後は、北九州方面へ向かいます。 大分自動車道から宇佐別府道路方面へ。 途中で寄った別府SAから別府の町を一望できました。 フードコーナーの大分名物「とり天」は、 冷凍食品のような感じで見事にハズレ… この後は宇佐ICまで高速道路。 そこからは一般道で北九州の門司まで向かいます。 関門海峡を見渡せる高台にやってきました。 一日目に下関側から撮った写真とちょうど対角線。 門司側からの関門橋です。 門司港方面も見渡せます。 橋のすぐ下まで来ました。 橋の向こうには1日目の夜に向こうから写真を撮った壇之浦PAが見えます。 少し違う角度から。 逆の角度から。 本州と九州の間は本当に近いです。 関門トンネルの「人道」入り口です。 引越し屋のトラックが正面に… しかも工事で長期の通行止めになっていました。 この後は門司港駅方面へ。 少し離れているので、車で移動。 駅近くのパーキングに再び車を止めます。 (※一部プライバシー保護) 門司港の駅です。 駅舎は重要文化財に指定されているそうです。 (※一部プライバシー保護) 切符売り場。 駅の内部も雰囲気が作られています。 (※一部プライバシー保護) 改札口。 改札は残念ながら自動改札でした。(この時代に当たり前だけど) 少しホームを覗いてみました。 タイムスリップしたような感じを受けるレトロなホーム。 駅看板をアップで 次は門司港の港の方を歩いてみます。 駅からすぐです。 港周辺は公園のようになっています。 屋台も出ていてかなり賑わっていました。 門司港です。 関門橋も見えます。 船が通るための跳ね橋がかけられています。 時間によって開閉します。 今は人が通れる時間。 特定の時刻が来ると、このように跳ね橋が上がって船が通れるようになります。 橋が上がるのは1日6回。 10:00〜10:20 11:00〜11:20 13:00〜13:20 14:00〜14:20 15:00〜15:20 16:00〜16:20 丁度いいタイミングに来る事ができました。 跳ね橋のすぐ近くの建物です。 旧門司税関。 跳ね橋から駅方面へ引き返す途中で。 旧大阪商船です。 とりあえずこんな感じで門司港周辺も一通り歩きました。 流石に疲労が溜まってきていましたが、 まだこれから広島まで帰らなければなりません。 この辺りは観光地で人が多くゴミゴミしていた事もあったので、 今回はこのぐらいにして帰路に着く事にします。 そろそろ帰ろうかと周囲をふらっと歩いていたところで、 どこかで見た記憶のある景色が飛び込んできました。 反射的に一枚。 撮ったものは国道の看板です。 帰ってきて調べたらやはり間違っていなかった。 国道198号。0.6kmと言う非常に短い距離の国道です。(日本で3番目) 動画で見たんですよ。 だからなんだ、と言われそうですが。。。 そして、九州旅行の最後の写真がこれでした。 最後が国道の看板かよ! と自分でもツッコミ入れたくなりますが、 まあ、それもまた良しという事で。 この後は、広島まで帰ります。 高速で休憩含んで約3時間。 案外あっさりと、無事帰宅する事ができました。 あとがき (記:2010/03/09) 全6ページに渡る九州一週旅行記でしたが、いかがでしたでしょうか。 一言感想を言うなら、 「無事4日で一周できて良かった。」 無計画に、ざっくりと一周のルートだけ決めて、 地図だけ見ながらてきとうに行き先を決めていたので、 事故も無く、予定通り帰って来れたのは本当に良かったです。 (その分、3日目は移動重視でかなり無理しましたが…) 周った場所の数も多かったので、 最後は印象に残った場所ベスト5を発表します。 5位:諫早湾 なぜ干拓を強攻してしまったのか、など、 色々と考えさせられる諫早湾。 周りの風景は綺麗でした。 4位:開聞岳 すぐ隣が海。かなり凄い立地に山が立っています。 しかも非常に綺麗な形をした成層火山です。 薩摩半島側からはもちろん、大隅半島側からも見えます。 3位:阿蘇 カルデラ内のかなり広い範囲が阿蘇。全体が高原です。 一言で阿蘇と言っても、色々と見所がありました。 もちろん阿蘇の火口も凄かった。 2位:佐多岬 あまり人が訪れない最果ての観光地。 営業しているのが信じられないボロボロの展望台。 佐多岬も含め、大隅半島全体が南国の自然と言う感じでした。 1位:桜島 第1位は桜島です。 リアルタイムに噴煙を上げていて迫力満点。 少しの間であっという間に車に灰が積もりました。 鹿児島まで行ったら桜島は上陸しておきましょう。 それでは、九州旅行まとめを終了します! 長文にお付き合いいただきありがとうございました! ←<3日目A>へ戻る ←<はじめに>へ戻る ←旅のページ TOPへ戻る |