尾道

(訪問日2009年9月)

坂の街、尾道。
文学も有名なようです。

暇な休日に、ふとした思いつきで午後から出掛けた事もあり、
写真の時間は夕方に差し掛かかる頃になります。

尾道の観光は、坂が多いだけあって、それなりの運動になります。

周辺地図→

[参考リンク]

尾道市(wikitravel)→

千光寺公園(wikipedia)→
尾道城(wikipedia)→
尾道ラーメン(wikipedia)→




多少順番が前後しますが、
一枚目は千光寺公園から尾道大橋方面を向いて。

橋の右側が向島。川のように見えるのは尾道水道。

偶然にも、 wikipedia(尾道市→)の写真とアングルがそっくりでした。
このアングルは他でも見かける事があるので、尾道の一番の代表的な景色なのかもしれませんね。



(※一部プライバシー保護)

尾道駅前です。
尾道駅はあまり観光拠点と言う感じのない小さな駅。

後方に尾道城・・・が見えます。(どの辺りが・・・なのかは後述。)






尾道駅の出口から右手方向。
駅前は大きなターミナルになっています。
写真にも映っていますが、観光バスが尾道訪問の主流なのでしょう。



(※一部プライバシー保護)

尾道駅の出口から左手方向。
こちらは商店街です。



(※一部プライバシー保護)

尾道駅正面。
駅の南側は、すぐ海になっています。

え、どこが海なの?

と、思われるかもしれませんが、
正面に見える林、尾道水道を挟んだ対岸なんです。




こんな感じ。
海沿いは公園のような歩道に整備されています。



(※一部プライバシー保護)

こうやって見ると、川のようにしか見えませんね。
奥のほうには尾道大橋も見えています。



(※一部プライバシー保護)

駅方面を向いて一枚。のんびりとした雰囲気。
車の通りはかなり多く、人もたくさん歩いていますが、
ゴミゴミした雰囲気はありません。




ここで突然、尾道ラーメンを挟んでみました。
駅の建物にくっついてる、すぐ隣のラーメン屋。

尾道ラーメンはシンプルなしょうゆラーメンです。

尾道ラーメン(wikipedia)→




(※一部プライバシー保護)

さて、それでは山の上を目指しましょう。
途中には、「古寺巡り」の案内板もあります。
(が、今回は古寺は巡りません…)




千光寺公園方面は、ここから山陽本線の線路をくぐります。




地下道を抜けた反対側。
山陽本線の線路がこんなに目の前に。




進行方向に目に向けると、こんな急斜面の狭い住宅地です。




少し進むと、「志賀直哉旧居」の看板。




どうやらこっちのようです(狭い・・・




狭い道を抜けた後は、小さな公園のような所に出ます。
そこから更に少し坂を登った所に、さりげなくありました。

「志賀直哉先生の旧居はここです」

妙に主張している看板。




もう一枚。
文学をやるには、尾道はとても良い環境なのかもしれません。




さて、寄り道も終わったのでさっきの所に戻ります。
(写真は使い回し)




更に登った所から後ろを向いて。
ずいぶんと登ってきました。




山の方への道は、ついに道が綺麗な整備ではなくなりました。
でも家はたくさん建っています。

この辺りの家は、災害時にどうするんでしょう…?

もちろん、一番下から車は進入不可です。
引越しとか、大きな家財道具を運ぶのも大変そうですね。




また少し登った所から反対側を向いて。
結構高い所まできています。





ここから先は山へ向けた本格的な登り道になります。
林の隙間を階段で登っていくような感じの道。





少し場面が飛びましたが、
しばらく登っていき、千光寺を通り過ぎて、
頂上も近付いてきた辺り。

大相撲尾道場所の記念石碑。
平成十年。若貴時代のものです。




相撲の石碑の隣に、「岩割の松」

ド根性植物、と言うのは良くありますが、
岩に松と言う組み合わせはとても日本的というか文学的な感じがしますね。




公園の一番上、展望台まで来ました。
展望台から。その一。





展望台から。その二。




展望台から。その三。




展望台から。その四。

眺めはとても良いです。
(夕方で暗いのがちょっと残念…)




この後は、
場所を少々移して、尾道城方面へ向かいます。

展望台を降り、公園を通り抜け、しばらく歩きます。





さて、やってきました。
尾道城。

・・・しかし、なんでしょう、この妙な違和感は。

やけに崖の端っこに建っている事も不自然ですが・・・

ん?

城なのに、最上階が窓ガラス・・・?


[wikipediaから引用]
尾道城(wikipedia)→

尾道城(おのみちじょう)は、1964年(昭和39年)に建てられた、
広島県尾道市にある千光寺公園の西展望台である。
近世の城の天守を模した建築物(模擬天守)であり、
歴史的な価値は無いが、外観は城であるためにその呼び名がある。

(中略)

昭和39年(1964年)に尾道商工会が観光事業の一環として
外観の一部を弘前城天守に模した施設「全国城の博物館尾道城」を建設した。
建築は鉄筋コンクリートの三層三階、望楼型の体裁を取っている。

(中略)

1990年代に閉鎖したため、現在は廃墟と化している。
尾道市ではこの建築物の今後の利用法に関して議論をしているが、結論は出ていない。



あー、やってしまった感。




博物館だった名残のゲートも見えます。




でも、建っている所はかなり凄い所だったりします。
急斜面に石垣を積み上げて建てられています。

建築物としては、見る価値ありでしょう。
(これが建てられたのが昔ならもっと凄かったけど。)




直下から見上げても、なかなか迫力があります。

なんとも惜しい建物です。尾道城。



あとがき
(記:2009/10/29)

今回は時間が夕方に差し掛かっていた事もあり、
若干、暗い感じの写真が多くなっています。

暇な休日に午後から思いつきで出掛けたと言うのが理由だったりしますが。。。
かなり駆け足で色々と周った形です。

坂が多かったので結構疲れました…
観光地としては相当ハードな部類です。
ロープウェーもあるようなので、そちらを使うのも良いのかもしれません。

本来は景色を眺めながら、
ゆっくり、のんびり周るのが良い街だと思います。

景色の良い斜面では、絵を描いている人もちらほらと見かけます。

古寺巡りもあるので、興味がある人は時間を掛けて周ってみるのも良いでしょう。



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